家出少女神待ちミナコ

家出少女 神待ちミナ 欲感触⑤

家庭環境が複雑だった。
だからか、元からの性格なのか、幼い頃からやたらと冷静に物事を見てしまう。
とにかく上からすべてを見下すのがスキで、集団の中では一番でないと気がすまないし、そのための努力は苦だとも思わない。
古くからの友人にいわれたことだが、どうやら情が薄いらしい。
自分の計算したとおりに他人が動く。その感覚は一回味を占めてしまうとたまらないんだ。

「触」

同僚たちに混ざって休憩室の喫煙ブースで煙草をすっていると、話の流れかオトコのサガか、オンナノコの話になった。
どこどこのAV女優はどうだ、ナニナニの風俗店の誰ちゃんがかわいくてホンバンに持ち込みやすい、などと、くだらない毎日の中で笑ったまま適当に流していく会話。
ほかの事を考えながら聞いていたら、急に矛先が自分にむいてびっくりした。

「竹沢、浮気したことないってマジ?」

「・・・・は?」

僕には、学生の頃から付き合っている「恵」という彼女がいる。
家柄がよく、しぐさが流れるようにキレイな彼女をワケも判らず独占したくて付き合った。
育ちが違う、というのは常識が違うことでもあると思う。
お世辞にもいい環境ではなかった自分は知らない事がたくさんあって、細かいところで箸の持ち方や大きなところで金への価値観。
カノジョに感化されるうちに気がついたら一部上場の証券会社に就職をして、今年で4年目に入っていた。
ただがむしゃらに過ごした1年目、内容を充実させることを覚える2年目、すこしだけポストの上がる3年目。売上だけを見て、客=金と考え、プライドのありどころを変える。
それを覚えることによって目の前にいる同僚たちに大きく差を付けた。

「まっさかそんなワケねえよな?彼女にはいわね~から言ってみろよ?」
「はははは」

肯定否定もしない。
俺はここではそういうキャラになっている。

順調に仕事を楽しむ余裕が出来た頃、内密に上司に呼び出され次の人事発表で海外支部の部長に昇格することが決まっている、と伝えられた。

要は、コイツラの上司になるってコトだ。

「竹沢の彼女、おっそろしくカワイイもんな~。あんな彼女だったらセックスもたのしいんだろうな~」
「そこんとこはどーなんだよ?!」

企業が大きくなると、結婚した方がなにかと有利だ。
打算を含めて、結婚を決め、前回の社員旅行で初めて彼女をみんなに紹介した。
以降、低脳なコイツラは恵とのセックスを根掘り葉掘り聞きたがる。

「さぁ?どうだかな?想像に任せるよ」

しょうもないヤツらだ、と思いながらそれでも顔は条件反射でエガオを刻む。
社会人になって身につけたことは、めんどくさい会話だなあ、と思いながら詮索を笑うことで交わす技術だ。

「そういえば、姫チャンのオナニー手伝います、みたか?」

彼らの好きそうな話題を流す。

「お~!あれな!あれたまんねーよな!」
「あのフェラは彼女に見習って欲しいと思うよな~」

なんて、話をすりかえられたことにも気づかずそのまま流れていく時間。
くだらない。
学生の頃からの悪友しか、俺の本当の顔は知らなくていい。
そう、おもっている。
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by sefu0 | 2010-09-20 10:58 | 家出少女神待ち 官能小説

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